10月9日、文化祭の打ち上げ後の話です。
文化祭2日目の話はこちら。

結局、K本は終電に乗るのを辞めて、我が家で2次会をする事になった。
N村と近くのコンビニで合流し、我が家へ向かった。

2次会と言っても、ドンちゃん騒ぎをした訳ではない。
家にあったお酒を少しだけ振る舞い、たわいもない話をしただけだ。
今までの大学生活、卒研、女の話など。
明け方まで語り明かした。
お互いの事をよく知る事が出来、仲が深まったかもしれない。
少なくとも、私はそう思っている。


明け方にチョットだけ冒険へ。
同じ卒研室の女の子が、私の家の近くに住んでいる。
まぁ、それはイイ。
その彼氏も同じ卒研室なのだが、もしかしたら同棲をしていると言う噂があったのだ。
私たちは、彼女らをサークルの集まりでカラオケへ入っていくのを目撃していた。
ひょっとして、明け方に一緒に帰ってくるところを見かけられるかもしれない。
更に、表札に名前があるかもしれない。
･･･と言う事で、見に行こうという事になったのだ。
今考えてみると、何という悪乗り。
少し酔っていると、人って軽率だ。

まぁ、結局見れなかった上に表札も出ていなかった。
そのまま駅前のコンビニへ向かい、朝食を調達。
N村は帰宅し、K本は我が家で仮眠をとる事にした。
私もここで、少し仮眠をとる事にした。


10時に、K本に起こされた。
「帰るけど、一緒に来ないか？」との誘いにのって、私は相模原へ向かった。

K本の家は相模原駅の近くにあった。
3階建てのアパートの3階で、ベランダ付き。
羨ましい。

スーパーで買ったお昼を食べながら、音楽を聴いた。
聴きながら、その当時の思い出などを語り合った。
他には、政治の話とか人としての生き方とか。
内容は少し重いけど、たまにはこんな話もイイなと。
ちょっぴり大人になった気がする。

話に夢中になっていた。
気が付くと23時になっていた。
私は次の日、彼女とデートだったので帰る事に。
まさか、こんなに長い時間話し続けるとは思わなかった。
時間が過ぎるのが早く、それほど夢中になっていたという事か。
K本とは話が尽きないという事か。

こうして、私の文化祭は幕を閉じたのである。

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